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硬核期までに仕上げ摘果が終わるよう心掛けて/露地桃の摘果講習会開く/JAあいち三河幸田町桃部会
2024/04/25
JAあいち三河幸田町桃部会は4月22日、田境文一さんの圃場で露地桃の摘果講習会を行いました。適正な芽かきをすることで貯蔵養分の浪費を防ぎ、果実の初期肥大促進に繋げます。今年は開花時期に気温が高かったことから着果量も良好で生育は順調に進んでいます。
当日は生産者や西三河農業改良普及課ら10人が参加。生育状況を確認した後、残す果実や作業時期、カイガラムシの防除適期などを共有しました。同普及課の河村直紀主任専門員は「今年は4月頭に満開を迎え、今が丁度予備摘果のタイミング。満開50日後である硬核期までに仕上げ摘果が終わるよう心掛けて欲しい」と呼び掛けました。
同部会は6戸が2.42㌶で露地桃「日川白鳳」や「白鳳」などの品種を栽培。一昨年からは新品種「さくひめ」の出荷も開始しています。また、部会員の3戸で栽培する温室桃は東海地区唯一で5月中旬より出荷開始となり、6月中下旬からは露地桃へと切り替わります。
写真=ポイントを確認しながら摘果する生産者(22日、幸田町須美)