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樹勢に合わせた作業を呼び掛け/ブドウの芽かき講習会開く/JAあいち三河幸田町ぶどう部会

2024/04/23

 JAあいち三河幸田町ぶどう部会は4月15日、鈴木巨裕部会長の圃場でブドウの芽かき講習会を開催しました。芽かきの目的は貯蔵養分の浪費を防ぎ、新梢勢力を均一化することで、開花時期を揃えて結実の安定を図ります。
 当日は生産者と西三河農業改良普及課、JA職員の8人が参加。同普及課の権田絵美莉技師を講師に迎え、芽かきの方法を確認しながら実際に作業を行いました。今年は2月3月の寒さから生育不良が懸念されたが、4月に入り気温も暖かく萌芽後の生育は前進傾向。権田技師は「樹勢に応じた適切な芽かき作業を心掛けて欲しい」と呼び掛けました。
 同部会は生産者4人が4.5㌶で「巨峰」や「シャインマスカット」「クイーンニーナ」などを栽培。共選出荷や産直店舗での直売、ふるさと納税の返礼品など、様々な形で消費者に届けます。

写真=芽を1つずつ確認して作業する鈴木部会長(手前)ら(15日、同町深溝)