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ハウス完成に伴い岡崎市長を交えた現地視察開く／新規就農者と行政の交流深める／ＪＡあいち三河

2024/04/16

　ＪＡあいち三河は４月１２日、自己改革の柱として２０１６年からイチゴ新規就農者の育成を目指す「いちご塾」卒業生や規模拡大を図る既存農家のための「いちご低コスト耐候性ハウス」といちご塾生が研修終了後、就農時に使用できる「いちご新規就農サポートハウス」が今年３月に完成したことに伴い、岡崎市の中根康浩市長らを交え現地視察会を開きました。
　この日は、同ＪＡ大竹博久組合長や「いちご塾」卒業生や研修生ら約２０名が参加し、事業概要や「いちご低コスト耐候性ハウス」で栽培する同塾卒業生の坪井紀貴さんがハウス内の機械や栽培状況などを説明。その後集まった同塾卒業生らと現状の課題や要望などについて意見交換を行い、交流を深めました。
　１期生の鴨下里美さんは「岡崎市をはじめ多くの関係機関の方たちに支えられ、就農することができとても感謝している。来年、その先に入ってくる就農希望者にも就農しやすい環境づくりをこれからも続けてもらえたら」と思いを語りました。
　これまで同塾から４期生１３人が誕生。管内である岡崎市と幸田町の生産者数の約２割を新規就農者が占めており、令和４年産における販売金額県下トップに貢献しています。

写真＝中根市長㊨に思いを伝える「いちご塾」卒業生と研修生（１２日、岡崎市土井町）

写真＝中根市長㊧に栽培状況を伝える「いちご塾」卒業生の坪井さん（１２日、岡崎市土井町）