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令和6年度米作りに向け「なつきらり」播種/浸水被害により新しい機械も導入/JAあいち三河東部営農センター
2024/03/25
JAあいち三河東部営農センターは3月22日、令和6年度産水稲用苗作りを開始しました。昨年6月の大雨による浸水被害から多くの機械が水没。新しい機械を導入して初めての作業となります。
当日はJA職員とパート、機械メーカー担当者の9人が、「なつきらり」1,160枚(1枚当たり乾燥種子約200㌘)を播種しました。播種機や育苗機などは新しく、自動箱供給装置は部品を交換しており、「機械の錆が混入すると上手く発芽しないから」と職員は苗箱1枚ずつ丁寧に確認しました。今後は出芽室でしっかりと芽を出し、温室で約10日間管理し出荷します。
同センターのある岡崎市東部地区は平地から山間地まで幅広いため、各地域に適した苗の栽培が難しい中でも徹底した管理の元、愛知県推奨品種「なつきらり」から始まり美味しいお米の代名詞「コシヒカリ」、中山間地域で栽培される「ミネアサヒ」など6品種の37,000枚の育苗が3月中旬から6月上旬まで続きます。
写真=播種機から流れる苗箱を確認する職員(22日、東部営農センター)