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食と農のお祭り「クッキングフェスタ」/基本の出汁を学ぶ/JAあいち三河女性部

2024/02/09

 JAあいち三河女性部は2月6日、「家の光クッキングフェスタ」を開催しました。食や農に関心のある地域女性が集う食のお祭りイベントとして今年で8年目を迎えます。
 当日は女性部員や産直店舗の食育ソムリエ、JA職員らおよそ65人が参加し、料理研究家の宮本和秀先生を講師に迎え、「我が家の味から始める地産地消ライフ」をテーマに講演会を開催。和食の基本である“出汁”の取り方を実演も交えて解説し、取った出汁と塩で味を調えた「かきたま汁」を作ると、卵を入れる絶妙なタイミングを見逃さないよう部員らは近づいて確認しました。
 また、宮本先生と部員で前日より準備し、全5品が詰まった手作り弁当を作成。岡崎市唯一の“あいちの伝統野菜”「法性寺ねぎ」を使った「豚肉とねぎのしょうが風味ソテー」や県下トップの産地であるイチゴ「紅ほっぺ」を使った「いちごの杏仁プリン」を調理。参加者はお土産として弁当を持ち帰りました。
 宮本先生は「食の基本は家庭料理。毎日のことで大変だが、毎日のことだからこそ食べてくれる人思い浮かべて大切にして欲しい。ご家庭でも一度出汁から取る料理にチャレンジして欲しい」と話しました。

写真=卵を入れるタイミングを確認する宮本先生と部員ら(6日、同JA牧内ふれあいセンター)

写真=手作した5品をパックに詰める部員ら(6日、同JA牧内ふれあいセンター)