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伝統野菜「法性寺ねぎ」出荷最盛期/3月上旬までに60㌧見込む/JA法性寺ねぎ研究会

2024/01/16

 JAあいち三河管内である岡崎市で唯一のあいちの伝統野菜「法性寺ねぎ」の出荷最盛期を迎えています。栽培を行う同JA法性寺ねぎ研究会の近藤幸男さんの圃場では法性寺ねぎの収穫、出荷作業が続きます。
 「法性寺ねぎ」は蜜が出るほど甘く、香りが強いのが特徴。寒さが厳しくなる12月から3月が旬となります。また、歴史ある地場野菜で“あいちの伝統野菜”や岡崎市農林産物ブランド化推進品目に認定されています。出荷は同JA産直施設「道の駅藤川宿」や「ふれあいドーム岡崎」、地元市場などに向けて1月下旬をピークに3月上旬まで続きます。出荷量は約60㌧を見込みます。
 近藤さんは「今が一番美味しい時期。甘く柔らかい自慢の法性寺ねぎを多くの方に食べて欲しい」と話しました。
 同研究会は平成15年に設立。現在は16人の生産者が約1.7㌶の圃場で栽培します。主に個選による産直出荷で、年に2回の圃場巡回や目揃え会を行い、安定した品質を維持。また、伝統野菜を周知するため、同市主催の「どうするNABE-1岡崎城グランプリ~一万人鍋~」に食材を出荷しました。

写真=出荷作業を行う近藤さん夫妻(11日、岡崎市法性寺町)