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市内で採れたニンジンで地産地消/「有機農業の日」にちなみ有機ニンジンを給食で/JAあいち三河

2023/12/14

 JAあいち三河管内である岡崎市で12月8日、平成28年に制定された「有機農業の日」に合わせて、有機栽培に取組む生産者が栽培した有機ニンジンが市内の小中学校及び認定こども園の給食で振る舞われました。有機ニンジンを使用した給食は同日が初めて。子どもたちを通して有機農業への関心を深め、地産地消を目指します。
 今回給食に使用された有機ニンジンは、農薬や化学肥料に頼らないことを基本として生産された農産物などに与えられる有機JASを認証する「岡崎安心野菜グループ」に所属する「高山農園」「三河まんぷくファーム」が栽培したもので、量は約421㌔㌘。12月4日から8日までの4日間で、根菜類などを具材とした“のっぺい汁”の食材の1つとして調理。小中学校68校、認定こども園3園の約3万6450人分の給食として提供されました。
 同市六ツ美中部小学校では、栄養教諭が有機栽培について画像やイラストで説明。児童は味や香りを確認しながらのっぺい汁を頬張りました。2年生の糟谷明咲さん(8)は「有機ニンジンのことを初めて知った。甘くて美味しい」と笑顔を見せました。

写真=有機ニンジンを味わう児童(8日、同市六ツ美中部小学校で)