お知らせ一覧

菜種油の食べ比べ/かつての産地を子ども達へ継承する/JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会

2023/12/05

 JAあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会は、食育活動を通じて“安全・安心な食と農”を地域住民へと発信します。11月30日、岡崎市立六ツ美中部小学校で「菜種油の食べ比べ」を行いました。かつて地域一帯が菜種の生産地であったことや菜種油の貴重さを伝えます。
 当日は同校4年生児童51人を対象に、部員11人が菜種油とサラダ油を使ったジャガイモとサツマイモのフライドポテトを振舞いました。児童らは油2種類の、味や色、香り食感などの違いを中心に確認しじっくりと食べ比べ。「菜種油で揚げるとサクサク」、「菜種油のポテトは甘くて香りが強い」とたくさんの感想が飛び交いました。6月に行った搾油体験で菜種から油を搾る過程を学んでおり、今回は菜種を学ぶ仕上げ的な授業となりました。
 同実行委員会の石川きぬ枝委員長は「菜種の香ばしい味や香りを楽しんで、普段使っている油との違いを感じて欲しい」と笑顔を見せました。

写真=児童から味の感想を聞く石川委員長㊨(30日、同市六ツ美中部小学校)