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自然薯の品評会開催/4年ぶりの試食会で賑わい見せる/JAあいち三河自然薯部会常南支部

2023/11/27

 JAあいち三河自然薯部会常南支部は11月25日、岡崎市東阿知和町にある産直店舗「おかざき農遊館」で「第38回常南自然薯品評会」を開きました。支部全体の品質向上と岡崎農林産物ブランド化推進品目である自然薯を消費者にPRすることを目的に毎年開催。
 今年は「P-16」と「夢とろろ」22点が出品。岡崎市やJA職員、一般消費者ら7人が重量や形状、粘り、香りなどを基準に審査しました。7点が入賞し、最優秀賞の岡崎市長賞には中根賢さん(駒立町)が選ばれました。また、翌日にはコロナ禍で4年ぶりとなる試食会を開き、とろろごはんやむかごのおにぎりを提供。多くの来店客で賑わいを見せました。
 岡崎市役所農務課の小林哲夫課長は「6月の台風による大雨や高温など天候条件が厳しい中、高品質な自然薯が集まった」と講評しました。
 同支部は18人の生産者が約70㌃の面積で自然薯「P-16」と「夢とろろ」を栽培。産直店舗「幸田憩の農園」や「道の駅藤川宿」などで12月末まで販売する予定。

写真=品質を確認する審査員(25日、おかざき農遊館)