お知らせ一覧

来年度に向けて樹と向き合って/ブドウ剪定講習会開催/岡崎市果樹振興会

2023/11/22

 岡崎市果樹振興会は11月20日、岡崎市東阿知和町にある織田勝さんの圃場でブドウの剪定講習会を開きました。収量の調整や樹勢のコントロールを目的に毎年開催します。
 当日は生産者や西三河農業改良普及課など27人が参加し、剪定作業の注意点や農薬の使用方法を確認しました。
 同普及課の安井葵技師は「樹勢が弱っている樹や混んでいる樹を中心に剪定してほしい」と呼び掛けました。鈴木視番会長は「今年度産のブドウは収量と品質ともに良く病気も少なかった。剪定時期はブドウの樹と向き合えるため、来年産のためにしっかり作業して欲しい」と話しました。
 同振興会は36人の生産者が約26㌶で栽培。「巨峰」や「シャインマスカット」などをはじめ、オリジナルの品種を栽培する生産者もいます。産直店舗、直売所、通販など様々な出荷形態で販売。今後は12月上旬に研究会を予定しており、8月に行われた品評会の表彰式などが行われます。

写真=剪定作業を確認する安井技師(左から2番目)と生産者ら(20日、同市東阿知和町)