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麦の播種始まる/平均反収増加に士気高まる/JAあいち三河

2023/11/16

 JAあいち三河管内の岡崎市と幸田町で小麦「きぬあかり」の播種作業が始まっています。令和5年産は6月に発生した台風による大雨の影響を受けながらも、天候に左右されない排水対策や施肥、防除の徹底した管理によって令和4年産に比べ「きぬあかり」は16㌔、「ゆめあかり」は50㌔の平均単収増加に繋がっており、同JA受託部会員の士気も高まっています。
 11月14日、同JA受託部会に所属する株式会社Farmsでは来年5月下旬ごろ収穫する「きぬあかり」を約10㌶の圃場に播種。今年は雨天により一週間ほど遅れたが概ね予定通りに進んでおり、20日頃からは「ゆめあかり」に切り替わる予定です。
 令和6年産は管内にある岡崎市と幸田町で、37名の生産者が約600㌶で小麦「きぬあかり」と「ゆめあかり」を作付け。両品種とも愛知県農業総合試験場で開発された品種で、「きぬあかり」は面積あたりの収量が多く、倒れにくい特長がありうどんやきしめんに。タンパク質含量の高い「ゆめあかり」は、中華麺やパンの原材料に使用されます。

写真=麦を播種する株式会社Farmsの筒井陽介社長(14日、岡崎市在家町)