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出荷前に現地研修会開催/他品種の出荷が少ない時期を狙って11月中旬に収穫目指す/JAあいち三河東部特産部会

2023/10/26

 JAあいち三河東部特産部会は10月24日、11月中旬から出荷を迎えるセット球栽培した超極早生玉ねぎ「立春の香り」の現地研修会を開きました。この玉ねぎは部会員が作業の省力化を図るシードテープを使って3月に種播き後6月に掘りとって種球にし、8月末に定植したもの。極早生品種よりも早く収穫できることから消費者からの需要も高く、他品種の出荷が少ない時期を狙って出荷することで自己改革「農家所得向上」に繋げます。
 現地研修会を行うのは初めて。当日は部会員や種苗会社ら8名が参加し、部会員の圃場2カ所をまわり生育状況を確認。気温が冷え込み始めた今が玉肥大するため、潅水や追肥などのタイミングを情報共有しました。
 この新玉ねぎは甘くとろみがあり、葉も食べることができるのが特長。真冬でもフレッシュな新玉ねぎを味わうことができます。同JA産直店舗「幸田憩の農園」や「おかざき農遊館」、「道の駅藤川宿」に加え、「マックスバリュ岡崎美合店」などで12月末まで販売する予定です。

写真=生育状況を確認する鈴木武和部会長(24日、岡崎市山綱町)