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夏秋ナスで技術力争う/艶果形などを審査/JAあいち三河夏秋なす部会

2018/07/31

 JAあいち三河夏秋なす部会は7月27日、岡崎市にあるJA本店で「夏秋なす品評会」を開催しました。栽培技術の向上や、消費者へのPRを目的に毎年開いており、今年は52点が出品され、行政や市場関係者、JAが形状や玉揃いなどを審査しました。最優秀賞の岡額農業改良推進会長賞には三浦義基さん(幸田支部)が選ばれました。
 今年は定植後、寒さや乾燥などの天候不順が続いたことから初期生育が心配されました。猛暑や例年より早い梅雨明けの影響もあり、害虫や日焼け果、艶なし果に悩んだ生産者もいました。
 西三河農業改良普及課岡崎駐在室の滝川勝彦専門員は「今年は生育に大変苦労されたと思うが、良いものが多く出品されていた。最優秀賞の三浦さんのナスは、きれいな艶や果形、病害虫による傷の無さが評価された。高い技術力が感じ取れる」と講評しました。
 入賞したナスは、28日と29日、イオン岡崎南店青果売り場にブースを設けて展示し、28日は試食販売を行って消費宣伝をしました。
 同部会は岡崎、幸田、額田の3地域に部会があり、計54人が約6㌶で夏秋ナス「筑陽」を栽培しています。主に名古屋、三河市場に出荷し、ピークは7月~8月末。11月まで共選出荷が続く予定です。

写真=審査をする滝川専門員