お知らせ一覧

なつきらり刈り取りスタート/260㌧を見込む/JAあいち三河

2023/08/28

 JAあいち三河管内にある株式会社Farmsで、「なつきらり」の収穫が始まっています。初日となった8月17日には、岡崎市内にある約2.0㌶の圃場を同会社の従業員がコンバインで刈り取りを行いました。今年は梅雨明けが早く、雨が少なかったため管理が難しかったが生産者の努力によって品質は例年並み。21日からはコシヒカリの収穫が始まっており、管内で稲刈りが本格化します。
 「なつきらり」は県農業総合試験場が開発した品種で、夏の高温に強く、上品な甘みともっちりとした食感が特徴。一定の要件を満たした経験豊富な登録生産者が生産しており、1等米であることやタンパク質含有量が6.4%以下と厳しい基準をクリアした玄米のみが愛知県のブランド米「愛ひとつぶ」として販売されます。
 2023年産の「なつきらり」は11人の生産者が54.8㌶を作付け。今年産は昨年産よりも9㌶多く作付けし、収量は約260㌧を見込んでいる。

写真=「なつきらり」を刈り取る同会社の社員(17日、岡崎市福桶町)