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「いちご塾」閉講式開く/高収入のとれるイチゴ農家目指す/JAあいち三河
2023/07/28
JAあいち三河は7月25日、管内の主力品目であるイチゴの新規就農者育成と定着を図る「いちご塾」の閉講式を開きました。生産者の高齢化による担い手確保、生産力向上を目指し、地域農業を支えるJA自己改革の1つ。これまでに10名が同塾を卒業後独立しており、卒業生の中には部会平均反収を超えるなど産地を盛り上げています。
当日は研修生や西三河農林水産事務所、行政など28人が出席。同JA大竹博久組合長から研修生に修了証書が授与されました。大竹組合長は「就農後、上手くいかないことや困った時は一緒に研修を受けた仲間や先輩、JAに相談し美味しいイチゴを生産して欲しい」と激励しました。
研修生の今泉加奈子さんは「ここまでこられたのは、サポートしていただいた皆さんのおかげ。特に非農家で一から教えていただいた受入農家にはとても感謝している。先輩農家のように高収入のとれる農家を目指したい」と抱負を述べました。
同JA管内の岡崎市と幸田町は県内でも有数のイチゴ産地で、令和4年産の販売金額は12億4780万円と県下トップを記録。愛知県が主催する品評会においても最高位の農林水産大臣賞を含む賞を多数受賞し、品質の良さでも評価を得ています。
写真=大竹組合長から修了証書を受け取る研修生㊨(25日、同JA青野支店)