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栽培5年目で安定した品質/超極早生玉ねぎのセット球出荷/JAあいち三河東部特産部会

2023/07/12

 JAあいち三河東部特産部会は7月11日、超極早生玉ねぎのセット球を出荷しました。当日は生産者やJA職員らが参加し、部会員4人が生産した良品のセット球の重量を確認。昨年よりも5.5㌔多い、計87.8㌔を種苗会社の担当者へ手渡しました。
 このセット球は、作業軽減や効率化を図るために導入したシードテープを活用し、3月中旬に種まきしたもので品種は「立春の香り」。盆過ぎに植えつけるため、極早生品種よりも早い11月末頃から新玉ねぎとして収穫できることが特長です。食味は甘くとろみがあり葉も食べることができます。
 同部会の鈴木武和部会長は「順調に生育し、昨年よりも多く出荷できた。栽培して5年目ということもあり、安定した出荷ができるようになった」と話します。
 同部会は17人の生産者が露地野菜を中心に多品目を栽培。今後は、部会員が8月にセット球を定植し、12月上旬から当JA産直店舗「幸田憩の農園」や「おかざき農遊館」、「道の駅藤川宿」に加え、「マックスバリュ岡崎美合店」などでも販売する予定です。

写真=出荷されたセット球の重量を図るJA職員㊨(11日、東部営農センター)