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かつての菜種産地を次世代へ継承／菜種の搾油体験開く／ＪＡあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会

2023/07/05

　ＪＡあいち三河女性部食育・菜の花実行委員会は、かつて菜種の産地として名を知られた六ツ美地区のことを知ってもらいたいとの思いから、毎年搾油体験や種油と市販油の食味の違いを体験するフライドポテト作りなどを実施しています。“安全安心な食と農”の周知拡大を目指し、地元小学生との交流を深めます。
　６月２９日、岡崎市立六ツ美中部小学校４年生２クラス児童５０人や委員１０人、ＪＡ職員３人が参加し、菜種の搾油体験を行いました。５月２６日に刈り取り、本店で乾燥させたトラック２杯分の菜種を児童らは殻付きの菜種を足で踏んだ後、ふるいにかけて種を落とし、唐箕で選別。最後に搾油機を使って種から油を５０㏄搾りました。また、油かすは肥料として校内の花壇に活用しました。
　石川きぬ枝委員長は「他では味わえないこの地域でしかできない食農教育を、と思い毎年取組んでいる。次回のフライドポテト作りは１１月頃に開催する予定で、楽しみに待っていて欲しい」と笑顔で話しました。

写真＝種から油を抽出する児童（２９日、岡崎市立六ツ美中部小学校）