お知らせ一覧

ブドウで初の農福連携取組み/1万2千房の傘かけ作業実施/JAあいち三河

2023/06/27

 JAあいち三河は農福連携を通じて、障害者の安定した工賃の確保できる社会体制の構築を目指し、繁忙期で人手が不足している農業現場と福祉事業者をマッチングさせる「農福連携無料相談窓口」を設置しています。
 6月20日には、ブドウ生産者で初となるマッチングが成立。岡崎市駒立町にあるヤマサ園での傘かけ作業をするため「障がい福祉事業所げんき」の利用者2名とスタッフ2名が参加。同園3代目の岡田一也さんから傘紙の裏表やかけ忘れないようにするコツなど説明を受けながら、7月20日頃から収穫できるブドウ「デラウェア」の傘かけ作業を実施しました。
 岡田さんは「説明したとおりに作業をしてくれて助かっている。まだ、どんな作業が向いているかなどがまだわからない部分もあるが、今後にも繋がると嬉しい」と話しました。
 今回は同園にある約1万2千房のブドウの傘かけ作業を午前中10日間(土日は除く)で実施する契約になっており、勤務時間は進捗状況に合わせて柔軟に対応します。

写真=傘かけする同事業所の利用者(20日、ヤマサ園)