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安全・安心な食と農を大切に/地元小学生と女性部が菜種油搾油体験/JAあいち三河女性部
2018/07/11
JAあいち三河女性部食育菜の花実行委員会は6月29日、岡崎市六ツ美中部小学校4年生48人と同委員14人が同小学校体育館で菜種油の搾油体験を行いました。「安全・安心な食と農」を児童に伝え、食育活動を通じて農業に対する知識と理解、大切さや感謝の気持ちを学んでほしいとの考えから、同小学校で搾油体験を行うようになり今年で10回目を迎えました。
同実行委員会は、育てた菜の花を6月初旬に刈取り、同JA本店で乾燥させ、当日体育館へ運び入れました。同委員会の大河内峰子委員長は「乾燥した菜の花をしっかり踏んで、菜種を一杯取ってほしい。菜種が取れたら、とうみやふるいを使って選別するように」と呼びかけ、児童たちは一生懸命に菜の花を踏んでいました。その後、児童らは搾油機を使って菜種油作りを体験。児童は「踏む作業は疲れたけど楽しかった。自分たちで作った油のにおいはとてもよかった」と話しました。
同委員会の大河内委員長は「かつて六ツ美地区は菜の花の産地で有名だったが、今は少なくなってきている。菜の花の産地だからこそ、どうやって菜種油が出来ているのか知ってほしかったので、いい機会になったと思う」と話しました。
同委員会で同JA女性部の石川きぬ枝部長は「食育体験を通じて、おいしい食のありがたみを感じてほしい」と話しました。
秋には同児童と菜種油を使って、フライドポテトを作る予定です。
写真=児童と会話する石川部長