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筆柿の摘果講習会開く/果実肥大促進と果実品質向上図る/西三河筆柿選果場運営委員会

2023/06/19

 西三河筆柿選果場運営委員会は6月14日と15日の2日間計4カ所で、生産量全国1位を誇る筆柿の摘果講習会を開きました。果実肥大促進と果実品質向上を目的に毎年開催。8月末には仕上げ摘果講習会を実施予定で、生産者へのフォローアップを欠かしません。
 15日、幸田町桐山の圃場での講習会には、生産者や西三河農業改良普及課ら約20名が参加し、生育状況や着果量などを確認しながら摘果について学びました。桒山専門員は「着果状況に応じた摘果と、同時期に芽かきをして防除がかかりやすい環境作りを心掛けて欲しい」と話しました。
 同委員会は幸田町と西尾市の生産者59人が約32㌶で栽培。「筆柿」は「不完全甘柿」の性質を持ち1本の木から甘柿と渋柿が実ります。

写真=摘果する実を確認する桒山専門員㊧と生産者(15日、幸田町桐山)