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中山間地域で生育状況確認/畑ワサビの圃場巡回実施/JAあいち三河ぬかた特産部会ワサビグループ

2023/05/31

 JAあいち三河ぬかた特産部会ワサビグループは5月29日、畑ワサビの圃場巡回を実施しました。出荷を前に契約出荷する名古屋市の食品会社担当者とJA職員3名が4カ所の圃場を回り、今年の生育状況を確認。今年は夜温の低さから生育が遅れており、出荷は1週間ほど伸びる見込みです。今年は6月20日に初出荷を予定しており、出荷は6月下旬までで計4回行い、出荷見込み量は200㌔。
 同グループが出荷する畑ワサビは、6人が標高180から400㍍の中山間地の林間にある畑を利用して栽培します。渓流や湧水を利用して栽培する沢ワサビよりも、気温によって生育が左右されやすいです。また芋の部分が小さく、加工品としての利用が多いことも特徴で、茎は「ペーストわさび」に、芋と呼ばれる地中で育つ実の部分は「わさびオイルドレッシング」等に加工されます。

写真=畑ワサビの生育を確認する食品会社担当者とJA職員㊧(29日、岡崎市板田町)