お知らせ一覧

種無し巨峰の欠かせない作業/ジベレリン処理始まる/JAあいち三河

2023/05/30

 JAあいち三河管内の岡崎市で5月22日から種無し巨峰のジベレリン処理が始まっています。ジベレリンは種を無くすための植物ホルモンで、摘粒作業の省力化にもつながり、種無し巨峰の栽培には欠かせない作業。JAあいち三河葵ぶどう部会に所属する米坂和夫さんの圃場では、容器に入ったジベ溶液に房を一つひとつ浸漬させました。
 ジベレリン処理は花蕾が色味を帯び、蕾が約2㍉の大きさになった頃、1回目の処理を、その10日後に実を大きくするため2回目の作業を行います。今年は昨年よりも3日ほど早く生育が前進しているものの、病害虫による影響もほとんどなく順調に進んでいます。生産者によって異なるが2回目の処理を6月上中旬ごろまでに行う予定です。

写真=ジベレリン処理を行う米坂さん(25日、岡崎市滝町)