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種無し巨峰の圃場巡回実施/生産者の定期的なフォローアップ図る/JAあいち三河葵ぶどう部会

2023/05/26

 JAあいち三河葵ぶどう部会は5月25日、8月上旬から出荷を控える種なし巨峰の圃場巡回を実施しました。巡回は先月に続き2回目で、生産者の定期的なフォローアップを行います。
 当日は西三河農業改良普及課やJA職員の3名が部会員の圃場13カ所を巡回。生育やジベレリン処理の実施状況、病害虫の有無などを確認しました。今年は昨年よりも3日ほど早く生育が前進しているものの、病害虫による影響もほとんどなく順調に進んでいます。
 同普及課の桒山幸子専門員は「枝伸びが強すぎず、管理しやすく手入れされている。来週からの雨が懸念されるが、様子を見て計画的な作業を」と呼びかけました。
 同部会は13人の生産者が「種なし巨峰」を3.7㌶の面積で栽培。鮮度を重視しており出荷日の朝に収穫しています。今後は色付きと食味の良い房作りを目指す講習会などを予定しており、着々と準備が進みます。出荷は岡崎市、名古屋市、岐阜県の市場に向けて9月中旬まで続く予定です。

写真=生育状況を確認する生産者㊧と桑山専門員㊨(25日、岡崎市井田町)