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肥培管理の改善など取り入れここ数年で最も高品質に/ホオズキ圃場巡回開く/JAあいち三河ホオズキ研究会

2023/05/23

 JAあいち三河ホオズキ研究会は5月17日と19日の2日間、生産者の栽培技術向上などを目的にホオズキの圃場巡回を実施しました。今年は土壌診断や肥培管理の改善を取り入れた結果ここ数年で最も良い出来に仕上がっており、盆前からの出荷に期待がかかります。
 西三河農業改良普及課とJA担当者らが2日間で会員14名の圃場を巡回し、生育状況や病害虫の発生状況などを確認。昨年同時期に比べると病害虫による被害も少なく、草丈はひとまわり近く大きく成長している圃場も見られました。同普及課の東野照代主任専門員は「今年は温暖な気候から成長は良好。強風による倒伏や病気の発生を防ぐため、早期のマイカー線の設置を」と呼びかけました。
 同研究会は21人の生産者が岡崎市と幸田町でホオズキを露地栽培。定植時の栽培指導や定期的な講習会などを行い、安定した品質を維持します。8月10日頃から管内の産直店舗「幸田憩いの農園」や「ふれあいドーム岡崎」などへ出荷する予定です。

写真=生育状況を確認する東野主任専門員㊨と生産者(19日、岡崎市山綱町)