お知らせ一覧

端境期に出荷できる農産物提案/自己改革「農家所得向上」へ/JAあいち三河

2023/05/16

 JAあいち三河は例年農産物の端境期である10月下旬から11月上旬に出荷できる農産物を提案し、自己改革に掲げる「農家所得の向上」に取組んでいます。これまでジャンボ落花生「オオマサリ」などの栽培を行ってきたが、カラスによる被害が多く報告されていた点や産直利用者のニーズを汲み取り、サツマイモ「シルクスイート」に変更。流通量が少なく消費者からも人気があり、滑らかな食感と濃厚ながら上品な甘さが味わえる「シルクスイート」の栽培を促します。
 5月12日、睦地場野菜部会と矢作地場野菜部会に所属する33名の部会員に「シルクスイート」の苗約500本を手渡しながら定植のタイミングや植え方を指導しました。収穫は10月中下旬頃を予定しており、産直店舗「ふれあいドーム岡崎」などで販売します。
 JA担当者は「今後も生産者の所得向上に向けた取組みを継続、実践していきたい」と話しました。

写真=「シルクスイート」の苗を手渡すJA職員㊨(12日、同JA本店で)