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早めの摘果と防除促す/梨の摘果講習会開く/JAあいち三河幸田町なし部会
2023/04/21
JAあいち三河幸田町なし部会は4月20日、鴨下正子さんの圃場で梨の摘果講習会を開きました。摘果は不要な果実を落とし養分の浪費を抑え、果実肥大させることが目的。また、樹への負担を減らし、翌年以降の栽培にも配慮します。
当日は西三河農業改良普及課を講師に招き、生産者やJAら16人が参加。摘果の時期や残す果実の確認、病害虫対策について共有しました。同普及課の桒山幸子専門員は「今年は着果量が多いため摘果を早く実施し、小玉にならないように注意。また、例年よりも病害虫の発生が多く見られるのでしっかり適期に防除をして欲しい」と呼び掛けました。
同部会は16人の生産者が10㌶の面積で「幸水」や「豊水」、「あきづき」、「新高」を栽培。今年から更なる産地PRを目指して、従来の透明袋から“幸田梨”の記載を入れた出荷袋変更を検討しています。8月頭からの出荷スタートに向けて今後も管理が続きます。
写真=残す果実を確認する生産者ら(20日、幸田町桐山)