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水ナス「紫水」出荷スタート/8月中旬までに50㌧見込む/JAあいち三河岡崎市なす部会六ツ美支部

2023/04/18

 愛知県内で唯一、市場出荷する水ナス「紫水」の出荷が4月6日から出荷スタートしています。今年は気温が高いことから生育が前進傾向にあるものの、品質は上々でJAあいち三河岡崎市なす部会六ツ美支部の生産者が名古屋市の市場や同JA産直店舗「幸田憩の農園」「ふれあいドーム岡崎」など通じて消費者へ届けています。
 水ナスの出荷規格は160~200㌘で長さは12~15㌢。水分量が約90%と多く、あくが少ないのが特徴。皮が薄いため、火を通さずにそのまま食べることができます。栽培面では皮の薄さから風の侵入による葉の擦れなどでも表面に傷がつきやすいため、生産者は念入りな摘葉を行います。
 同支部の平井紀晃さん(68)は「今から6月にかけて出荷量が増えていく。傷つきやすいため丁寧な作業を行い、より品質の高い水ナスを多くの消費者に届けていきたい」と意気込みます。
 同支部に所属する3人の生産者が約47㌃の面積で栽培。出荷量は50トンを見込んでおり、8月中旬まで続きます。

写真=水ナスを収穫する平井さん(14日、岡崎市正名町)