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梨の摘蕾講習会開催/8月からの出荷へ準備進む/JAあいち三河幸田町なし部会

2023/04/05

 JAあいち三河幸田町なし部会は4月3日、部会員の鴨下正子さんの圃場で梨の摘蕾講習会を行いました。蕾の段階で不要な花芽を取り除き、貯蔵養分の浪費防止や摘果時の労力削減させることが目的。当日は生産者や西三河農業改良普及課、JA職員ら17人が参加し、生育状況や今後の管理作業について確認しました。
 同普及課の桒山幸子専門員は「霜害がなく気温の高い日が続いたため、受粉が良好。今年は生育が前進しているためそれに合わせた栽培管理を」と呼び掛けました。
 同部会は16人の生産者が10㌶の面積で「幸水」や「豊水」、「あきづき」、「新高」を栽培。令和4年産は近年で最高年度と同等の販売金額となったが、更なる産地PRを目指して、従来の透明袋から“幸田梨”の記載を入れた出荷袋変更を検討している。今後は4月20日に果実肥大を目的とした摘果講習会を予定し、8月頭からの出荷スタートに向けて管理が続きます。

写真=ポイントを説明する桑山専門員㊨(3日、幸田町桐山)