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これまでに３６２人の修了生を輩出／「農業塾」閉塾式開く／ＪＡあいち三河

2023/03/27

　ＪＡあいち三河では管内の地域農業に興味のある組合員や地域住民を対象にした「農業塾」を開塾しています。同ＪＡでは土づくりや肥料散布などの農業の基礎を学ぶ第１農業塾、第１農業塾卒後更なる農業技術の習得を目指す第２農業塾を開塾しており、産直出荷者の増員や地域農業活性化を目指します。
　３月２３日、第１農業塾の閉塾式を開きました。同ＪＡ新家智明経済担当常務から塾生への修了証が授与された後、研修の振り返りや今後の抱負を述べました。塾生の天野俊光さんは「独学で農業を始めたが失敗をした経緯があり入塾。農業塾を通じて基礎や効率化を学び、農業の楽しさを再発見した。今後は第２農業塾に進み、産直出荷を目指したい」と意気込みました。
　新家経済担当常務は「農業塾を通じた経験をもとに、今後も農業の楽しさを地域や周りの方に広げていって欲しい」と激励しました。
　今年度は土づくりや肥料散布などの農業の基礎を学ぶ第１農業塾に２３人、第２農業塾に１０人が入塾。これまでに３６２人の修了生を輩出しました。来年度は開塾２０年目を迎え、第１農業塾に２９名、第２農業塾に第一農業塾卒業生ら１１人が第２農業塾へ入塾する予定です。

写真＝第１農業塾生ら（２３日、同ＪＡ本店）