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地域の力になりたいと椅子とお手玉寄贈/活動の傍ら製作に励む/JAあいち三河「ふれあいサークル」

2023/02/01

 JAあいち三河で高齢者を対象に地元食材を使った四季折々の手作り弁当を調理、配達している「ふれあいサークル」は2月1日、活動の傍ら製作した座椅子25脚とお手玉50個を幸田町六栗にある多世代交流施設「豊坂ほっと館」に寄贈しました。コロナ禍でお弁当作りだけでなく地域の力になりたいとの思いから牛乳パックを座椅子として再利用し、SDGsの「陸の豊かさも守ろう」に繋げます。
 同サークルは2020年12月から座椅子製作を開始しており、お弁当配布時に正座をするのが困難な高齢者に配布してきました。今回は小さめのサイズだったこともあり、幸田町役場を通じて寄贈に至りました。赤羽悦子会長は「子どもやそのご家族に活用してもらえて嬉しい。まごころを込めて作った甲斐がある」と笑顔を見せました。
 同サークルは幸田町を拠点に活動するボランティアグループ。39人の協力会員が幸田町社会福祉協議会や行政らと連携し、97人の利用者へ週3回弁当を届けています。また、配達の際には安否確認を兼ねた声掛けをし、安心して暮らせる地域作りに努めます。

写真=椅子とお手玉を寄贈する赤羽会長㊨(1日、豊坂ほっと館)