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巨大イチゴ「でかほっぺ」出荷/この時期にしか食べられないイチゴを消費者へ/JAあいち三河
2023/01/31
JAあいち三河管内の岡崎市で1月18日から巨大イチゴ「でかほっぺ」の出荷が始まりました。今年は大阪、東京に市場出荷する他、JAあいち経済連西三河地域青果物パッキングセンターを通じてイオン岡崎南店を中心に1個パックと6個パックで販売します。出荷は2月15日まで。
「でかほっぺ」は1粒の重さが70㌘以上あり、普段見ることのない巨大なイチゴ(品種:紅ほっぺ)を名付けたもの。栽培過程の中で、2番果の生育時期である1月中旬頃に奇形果、変形果のような出荷規格にはない巨大なイチゴが発生し、これまでレギュラー品よりも低価格で販売していました。しかし、糖度も十分にあり病害虫による影響も受けていないこと、味も美味しいことから、その点を活かした販売方法に繋げるため、令和3年度から「でかほっぺ」として商標登録。農家所得向上に繋げています。
生産者の酒井久憲さんは「でかほっぺはこの時期しか食べられない。大きいイチゴは甘くて美味しいので食べてみて欲しい」と話します。
同JAでは「でかほっぺ」を使用した「でかほっぺ大福」を1月26日から販売開始。消費者から好評で、昨年に続く2年目。管内の岡崎市にある創業100年以上の老舗和菓子店「近江屋本舗」と協力し、数量限定で店頭販売。価格は1000円(税込)。
写真=収穫したでかほっぺ㊨を紹介する酒井さん(26日、岡崎市東本郷町)