お知らせ一覧

人手不足の農業現場と農業体験希望者をマッチング/行政と「援農ボランティア」に取組む/JAあいち三河

2023/01/20

 JAあいち三河は管内の岡崎市と連携し、農繁期で人手が不足している農業現場と農業体験をしたい人材を結びつける「援農ボランティア」に取組んでいます。農家支援や農業への理解促進、産地PRなどを目的に、2016年から開始。品目は夏季にブドウ、冬季にはイチゴで実施しています。
 1月10日から週に3日、1日4時間、岡崎市下三ツ木町にある山崎康孝さんのハウスで援農ボランティアとしての農作業を行う杉山賢一さん(70)。定年退職後家庭菜園を嗜んでおり、少しでもイチゴ農家の力になりたいと援農ボランティアに応募。18日の作業では花梗、葉かき作業を4時間行いました。杉山さんは「イチゴ栽培について体験して初めて知ったことなどが知れるのが面白い。少しでも山崎さんの力になれれば」と話します。
 山崎さんは「援農ボランティアは今年で3年目。杉山さんをはじめ皆さんが熱心に取り組んでくれて助かっている」と話します。
 イチゴの援農ボランティアは岡崎市いちご部会に所属する生産者とボランティアをペアでマッチング。ペアによって時期や時間、日数、内容は異なるが12月から5月までの期間で、1日3時間程度を目安に摘花などの農作業を行います。

写真=葉かき作業をする杉山さん(18日、岡崎市下三ツ木町)