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伝統野菜を子どもたちにPR/「法性寺ねぎ」収穫体験実施 /JAあいち三河

2022/12/26

 JAあいち三河は岡崎市で唯一“あいち伝統野菜”に登録されている「法性寺ねぎ」を地元の子どもたちに知ってもらうため、定植から収穫までの一連の流れを体験してもらう食育活動に取組んでいます。岡崎市やNPO法人おかざき農遊会、同JA法性寺ねぎ研究会らと協力し立ち上げた「あいち伝統野菜法性寺ねぎ連絡協議会」が主体となって、地域住民や来店客らに対して魅力をアピールするとともに、伝統野菜の生産振興を図ります。
 12月21日には、愛知県立みあい特別支援学校の中学部3年生から高等部2年生を対象に「法性寺ねぎ」の収穫体験を実施。農遊会員とJA職員の3名が法性寺ねぎの特徴や収穫の目安、収穫方法を説明した後、生徒がハサミを使って1人約5本収穫。生徒は自身で9月中旬に定植したネギの切った根本から蜜が出る様子に驚きながらも体験を楽しみました。
 同農遊会の藤山尊司さんは「管理をつづければ3月中旬にも収穫ができる。この体験を通じて、「法性寺ねぎ」についてますます興味を持ってもらえたら嬉しい」と話します。
 同取組は2020年から開始。市内の全小学校の児童に体験してもらいたいと1年目に北部地区の14校、2年目には南部地区の14校、3年目を迎える今年は継続して栽培する市内の小学校8校と新たに東部地区12校の計20校、幸田町を含む同JAの5支店で栽培に取組んでいます。

写真=収穫を楽しむ生徒㊨(21日、愛知県立みあい特別支援学校)