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休眠期に来年産の安定出荷に繋げる/梨の剪定講習会開く/JAあいち三河幸田町なし部会

2022/12/16

 JAあいち三河幸田町なし部会は12月15日、幸田町桐山にある圃場で梨の剪定講習会を開きました。同部会は16人の生産者が約10㌶で「幸水」、「豊水」、「あきづき」、「新高」と品種を替えながら栽培。梨の休眠期にあたるこの時期に、部会員の栽培技術向上を図るために毎年講習会を実施。管理作業の省力化や日当たりの確保、風通しを良くすることで防除効果を高め、来年産の安定出荷に繋げます。また、令和4年産は近年で最高年度と同等の販売金額でした。
 この日は生産者や西三河農業改良普及課、JAの13人が参加。剪定の仕方を実演しながら今後の管理方法などについて確認しました。同普及課の桒山幸子専門員は「昨年苗木を多く導入したため、若木に日が当たるよう周辺を間伐、縮伐して欲しい。また、黒星病が出た圃場では薬剤がかかりやすい剪定を行って欲しい」と呼び掛けました。

写真=剪定を実演する桑山専門員㊨と生産者ら(15日、幸田町桐山で)