お知らせ一覧

伝統野菜「法性寺ねぎ」圃場見学会実施/安定した品質維持に努める/JAあいち三河法性寺ねぎ研究会

2022/12/14

 JAあいち三河法性寺ねぎ研究会は12月13日、岡崎市唯一の伝統野菜である「法性寺ねぎ」の生育状況等を確認するため圃場見学会を実施しました。生産者同士の情報交換の場として8月と12月に巡回を行っており、安定した品質を維持します。
 この日は生産者や西三河農業改良普及課、JAら7人が参加。圃場7カ所を回り、ねぎの色合いや丈の長さなどの外見、病害虫の発生状況を共有しながら、株間、畝間の広さを計測しネギの生育環境を確かめました。同研究会の八田政弘会長は「天候に問題なく順調に生育している」と話します。
 「法性寺ねぎ」は17人の生産者が約2.0㌶の圃場で栽培。甘みや香りや強く、柔らかいのが特徴で岡崎市のブランド化推進品目に認定されています。主に個選による出荷で、産直店舗「ふれあいドーム岡崎」や「道の駅藤川宿」などに1月を最盛期に3月末まで出荷。また、伝統野菜を周知するため地域の小学校で法性寺ねぎのプランター栽培を行い、伝統野菜の生産振興を目指します。

写真=生育状況を確認する生産者㊨と普及員(13日、岡崎市上青野町で)