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リピーターを抱える人気商品/自然薯漬物「とろろじゃん」加工始まる/JAあいち三河自然薯部会
2022/11/21
JAあいち三河自然薯部会は、規格外の細い自然薯や切り落とした首の部分を使い、漬物「とろろじゃん」を製造しています。11月3日から加工作業が始まり、JA産直店舗「道の駅藤川宿」と「はいらっせぬかた」で1月末まで販売。シャキシャキとした食感が好評で、今では多くのリピーターを抱える人気商品です。
製造は同部会の女性陣が担う。自然薯を余すことなく活用し、知名度アップや消費拡大、地域起こしを目的に販売が始まりました。「とろろじゃん」の名称は、代表料理「とろろ」と三河弁の「いいじゃん」が合わさったもの。7人が中心となり、全て女性のみで手掛けている。味付けには、試行錯誤を経て完成した漬液を使い、防腐剤は使わず、風味を生かすため皮を残して漬けます。
17日、岡崎市樫山町にある加工所では、5人が約35㌔のジネンジョを「とろろじゃん」に加工。ヒゲを焼き、洗う、刻む、あく抜き、漬けるなどの行程を経て、1日漬け置きしたら真空パックにして販売します。味は「しょうゆ」、「味噌」、「ゆず酢」の3種で、1袋(150㌘)450円(税込)。
代表者の山口和恵さんは「作り続けて約30年。今年も販売されるのを楽しみにしている方に美味しい「とろろじゃん」を届けたい」と笑顔で話しました。
P=刻んだ自然薯をあく抜きする様子(17日、岡崎市樫山町で)