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季節の手作り弁当をお届け/地元食材アピールと栄養面サポート/JAあいち三河助け合い組織「ふれあいサークル」
2022/10/21
JAあいち三河助け合い組織「ふれあいサークル」は幸田町を拠点に手作り弁当を調理し、地域高齢者へ配達を行うボランティアグループ。40人の協力会員が幸田町社会福祉協議会や行政らと連携し、96人の利用者へ週3回弁当を届けます。配達の際には安否確認を兼ねた声掛けをし、安心して暮らせる地域作りに努めます。
“まごころと温かい弁当を届けます”をモットーに地元食材を使った四季折々の手作り弁当を用意。春は「お花見ちらし寿司弁当」、夏は「土用の丑の日ウナギ弁当」などイベントに合わせたメニューが揃います。10月13日には秋まつりにちなんだ「押し寿司弁当」を84食分調理しました。すし飯には愛知県産白米を使用し地元食材のアピールを図り、「白菜と牛肉のすき煮」や「えのきのおかか煮」などが弁当を彩りました。ご飯の量や柔らかさ、食品アレルギーにも対応し、利用者1人1人の要望に応えます。食材の味を活かした味付けや食べやすい大きさなどの思いやりも忘れません。
同サークルの赤羽悦子会長は「配達時の声かけがコロナ禍で最小限となり寂しい気持ちだが、地元食材を使った弁当で季節を感じながら栄養面もサポートできたら」と話します。
写真=完成した弁当に喜びを見せる会長赤羽会長(13日、幸田振興センター)