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暮らしの拠点づくりを継続/移動購買店舗車が5年目迎える/JAあいち三河

2022/10/07

 JAあいち三河が稼働する移動購買店舗車「ほたる号」が今年10月で5年目を迎えました。移動購買店舗車のみで収益を上げるのはなかなか難しいものの組合員や地域住民からのニーズは高く、“暮らしの拠点”となる取り組みを進めていくとともに、“なくてはならないJA”となれるようより一層力を注いでいます。
 現在、巡回ルートによって異なるが1日に約50人の利用者が来客しており、月曜から金曜日の5日間休むことなく巡回。車がないと生活が困難なエリアやスーパーなどへ長時間かけて通う住民から、より多くの場所での販売を望む声が挙がったため、稼働当初は停車場所51か所でスタートしたが、これまで巡回ルートの追加や見直しを図り、現在は67か所で販売します。
 「ほたる号」は暮らしをサポートするための取り組みとして、2018年10月より高齢化の進む中山間地域を中心に巡回。管内の生産者が同JA産直店舗「幸田憩の農園」に出荷した新鮮で安心安全、旬の農産物や生鮮品、調味料、日用品などを積み込み、利用者が待つ場所へ「ほたる号」が走っています。
 同JAでは今後も自己改革「地域の活性化」や持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成に向けて、購買目的だけでなく地域の高齢者の見守りや交流の場としての役割を担っていきます。

写真=移動購買店舗車の利用客と職員(29日、岡崎市本宿町)