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県内唯一の市場出荷「白ナス」/出荷最盛期迎える/JAあいち三河

2022/08/10

 JAあいち三河で県内唯一の市場出荷をしている白ナス「とろーり旨なす」の収穫が7月下旬から最盛期を迎えています。今年で4年目の栽培で、同JA産直店舗「幸田憩の農園」、「道の駅藤川宿」や地元大手スーパーなどで販売しています。白ナスは1本約350グラムと通常のナスの約2から3倍の大きさに育つため1本あたりの販売単価が高く、作業を軽減できるとして自己改革「農家所得の向上」に繋がる取り組み。
 今年は同JA夏秋なす部会に所属する4名の生産者が約4㌃で栽培。白ナスは皮の薄さや白い見た目から、傷の有無が目立つため生育が難しいとされるが、同部会では長年培ったナス栽培の技術力を持つ生産者が育てており、高品質な白ナスが続々と出荷されています。出荷時期は10月上旬までで、目標出荷量は6トン。
 生産者の半田隆章さん(53)は「ずっしりとした美味しい白ナスが出来上がっている」と話します。
 今後も同JA特産物である白ナスのPRに努めていきます。また、今年度からは新たにナスの新規就農者を育成する「なす塾」を開講し、県内でも有数のナス産地の維持、活性化に取り組みます。

写真=白ナスを収穫する半田さん(22日、岡崎市保母町)