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子ども食堂へ農産物提供/産直店舗で取組み広がる /JAあいち三河産直店舗

2022/06/16

 JAあいち三河産直店舗では、予定より多く収穫できたまたは出荷基準に満たないが品質の良い農産物を生産者の協力によって子ども食堂に提供しています。これまでに3店舗が管内の子ども食堂へ月に1回から2回ほど実施。この取組みは持続可能開発目標(SDGs)の「飢餓をゼロに」や地産地消の1つで、地元で収穫した安心安全な農産物を子どもたちに食べてもらうことを目的にフードロス削減を目指します。
 6月10日には、産直店舗「幸田憩の農園」で人参やズッキーニ、ジャガイモなどコンテナ4箱分の農産物を子ども食堂「まめっ子」に提供。同店舗では4月から取組みがスタートし、今後は子ども食堂「ココカラ」に月2回、「まめっ子」に月に1回ずつ提供していきます。
 「まめっ子」の本多教江さんは「子ども食堂の活動に協力していただける環境が非常にありがたい。いただいた農産物はコロッケや切り干し大根などにして子ども食堂で97食分提供する予定」と話します。
 同店舗の高橋昌義店長は「このような取組みで1人でも多くの子どもたちが笑顔になり、食から農業の大切さを知ってもらう機会になれば」と話します。
 同JAでは2019年4月に産直施設「道の駅藤川宿」で子ども食堂への提供が始まり、2021年6月に「おかざき農遊館」、8月には「ふれあいドーム岡崎」に続く4店舗目。

写真=農産物を提供する職員と本多さん㊧(10日、同JA幸田憩の農園)