お知らせ一覧

秀品率よく期待高/岡崎市の水ナス出荷ピーク/JAあいち三河岡崎なす部会六ッ美支部

2018/05/15

 JAあいち三河管内(岡崎市)で栽培される水ナスの出荷が5月11日、ピークを迎えています。同日は生産者2人が83箱(1箱約4㌔)を出荷しました。昨年度よりも秀品率が高く、出荷量も例年通りと順調で、今後の出荷が期待されます。
 同JAでは岡崎なす部会六ッ美支部に所属する生産者2人が32㌃で水ナス「紫水」を栽培。水ナスは、名前の通り水分が多い、あくが少ない、皮が薄いといった特徴があり、生のまま食べることができるほどです。そのため栽培面では傷がつきやすく、生産者は入念な摘葉と風の侵入に気を配っています。1玉165㌘から200㌘、約15㌢の丸みを帯びた形で、出荷は3月下旬から8月末までの予定です。例年、気温が上がり温かさが増す5月上旬から最盛期を迎えます。名古屋や岡崎の量販店に出荷しており、同JA産直店舗にも並びます。年間出荷は36㌧を見込んでいます。
 生産者の平井紀晃さん(63)は「一人でも多くの人に食べてもらえるよう、PRを行い、良いものを消費者に届けたい」と話しました。

写真=水ナスを収穫する平井さん