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県下上位の生産量/小麦の収穫始まる/JAあいち三河

2022/06/09

 JAあいち三河管内で6月1日、県下上位の生産量を誇る小麦の収穫が始まりました。今年は主力品目の「きぬあかり」2244㌧、「ゆめあかり」909㌧の計3153㌧の出荷量を見込みます。
 当日は、生産者が刈り取った「きぬあかり」が牧内カントリーエレベーターに持ち込まれました。今年は高温多雨の条件から赤かび病への注意が必要だが、生育は前進傾向で順調。6月11日ごろからは「ゆめあかり」の収穫が開始され、16日ごろまで刈り取りは続きます。
 同JAでは37人の生産者が708㌶の面積で小麦を作付けします。両品種とも愛知県農業総合試験場で開発された品種で、面積あたりの収量が多く倒れにくいことが特長。「きぬあかり」はコシがあり、明るい色の麺を作ることができることからうどんの原材料に、タンパク質含量の高い「ゆめあかり」は中華麺やパンに使用されます。

写真=「きぬあかり」を刈り取るオペレーター(1日、正名町)