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JAあいち三河加工品「岡崎茶」の原料刈り取り/高品質なお茶を消費者へ/JAあいち三河

2022/05/26

 JAあいち三河が生産と販売を行う岡崎茶の原料「やぶきた」の刈り取り作業が5月6日から始まっています。生産者の山口弘吉さんと和恵さんご夫婦の圃場で20日、お茶刈り機を使用して約500㌔の生茶が収穫されました。生産者が刈り取り、搬入した生茶は管内の岡崎市中金町にある製茶工場で蒸して揉んで乾燥し「荒茶」の状態にし、これを原料として「岡崎茶」を生産しています。
 「岡崎茶」の原料が生産される宮崎地区は標高200~300㍍に位置しており、昼夜の温度差が大きく、お茶の生産に適した気候で消費者に安心して飲んで欲しいとの思いから無農薬栽培を行います。味はお茶本来の渋味とコク、すっきりとしたのどごしが特徴。今年は生産者9人が約70㌃で契約栽培を行います。
 和恵さんは「山間部は寒暖差があるため4月下旬に遅霜が出ることがあるが、今年は遅霜がないため味が良く、色の綺麗なお茶が作れるのでは」と期待します。
「岡崎茶」は平成23年7月から販売開始されており、同JA産直6店舗を中心に行政関連の施設や市内イベントなどでも販売を行っています。また、パッケージデザインは岡崎女子短期大学の学生らと考案し、令和元年7月にリニューアルしました。

写真=「やぶきた」を刈り取る山口さんご夫婦(20日、岡崎市石原町)