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「いちご塾」紹介動画制作／就農希望者を後押し／ＪＡあいち三河

2022/05/19

　ＪＡあいち三河は令和元年からイチゴ新規就農者育成に取り組む「いちご塾」の紹介動画を制作し、同ＪＡ公式インスタグラムとホームページで公開を始めました。これまでに同塾で研修を終えた新規就農者が７名おり、新規就農者の中には栽培１年目にして、岡崎市いちご部会の平均反収を超えるなど輝かしい成果をあげている生産者もいます。県内外からの問い合わせが増えていることもあり、就農者の声や研修の様子等をイメージしやすくすることで新規就農を後押しします。
　動画は「いちご塾」第１期生として卒業後、夫婦で栽培に励む鴨下里美さんや受入農家の浅井直行さんらが出演し、研修施設や研修内容、サポート体制について紹介しながら、実際に入塾した感想など研修生の声を多く盛り込みました。
　同塾は農業経験の有無によって独立までの期間が異なるが、１年目に既存農家のもとで実習、２年目は同ＪＡが研修生用に建設した苗の定植から収穫までの一連の作業を経験できる「いちご生産拠点研修農場」で実際に作業し、独り立ちを支援します。また、令和２年には高設栽培用の丸型ハウス「いちご生産団地」を新設し、新規就農者や規模拡大を目指す既存農家が活用するなど担い手支援にも積極的に取り組んでいます。

写真＝動画を紹介する職員（１７日、本店）