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種なし巨峰生育前進/出荷量安定目指し圃場巡回/JAあいち三河葵ぶどう部会

2022/05/06

 JAあいち三河葵ぶどう部会は4月27日、種なし巨峰の圃場巡回を行いました。西三河農業改良普及課やJA職員など4人が部会員13人の圃場を1カ所ずつ回り、生育状況やジベレリン処理について確認。病害虫対策や今後の管理方法を共有しました。
 同普及課の桒山幸子専門員は「今年は現段階での目立った病害虫もなく発芽後の生育は前進傾向。4月下旬は雨が多く黒とう病が心配されるため、防除を徹底して欲しい」と話しました。
 同部会の浅川巖部会長は「8月上旬から9月中下旬の出荷に向けて平年並みの出荷量と高品質なブドウを目指す」と意気込みました。
 同部会は13人の生産者が371㌃で種なし巨峰を栽培。岡崎市、名古屋市、岐阜県の市場へ出荷します。今後は着色を良くするための環状剝皮講習会などを行う予定。

写真=生育状況を確認する桒山専門員(27日、滝町)