お知らせ一覧

イチジクの芽かき講習会実施/生育順調に進む /JAあいち三河いちじく部会

2022/04/18

 JAあいち三河いちじく部会は4月12日、露地イチジクの芽かき講習会を行いました。芽かきは不要な芽を除去し、樹全体の生育を揃えることで管理作業軽減や日当たりの確保に繋げる作業。当日は西三河農業改良普及課や生産者ら11人が参加し、芽かきの方法や注意点、今後の栽培管理について確認しました。
 同部会の稲吉拓哉部会長は「4月になり気温が上昇し樹の生育が順調に進んでいる。露地イチジクにとって良いスタートがきれたのでは」と生育状況について話しました。
 同普及課の桒山幸子専門員は「樹勢の強弱に合わせて、残す芽を決めて欲しい。晴天が続くため、かん水を行い乾燥しないようにして欲しい」と注意を呼びかけました。
 同部会は12名の生産者が2.79㌶でイチジク「桝井ドーフィン」を栽培。4つのJAから構成される西三河共計として、4月11日にハウスイチジクを西三河パッキングセンターに初出荷しました。また、同JA管内の産直店舗「幸田憩の農園」や「ふれあいドーム岡崎」、「道の駅藤川宿」で販売する予定。露地イチジクは8月上旬頃から始まる予定で、「西三河のいちじく」として主に名古屋の市場を中心に11月上旬まで出荷します。

写真=芽かきの方法を説明する桒山専門員㊨と生産者ら(12日、振興センター)