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促成ナス中間目揃え会実施/出荷ピークを迎える/JAあいち三河促成ナス部会

2022/04/13

 JAあいち三河促成ナス部会が栽培する促成ナス「とげなし美茄子」と「千両」の2品種が3月下旬から出荷がピークを迎えています。同部会六ツ美支部で4月8日、出荷規格を揃えるため中間目揃え会を開催。生産者や市場担当者、JAなど14人が参加し、大きさや形状、ツヤ、傷などの規格を再度確認しました。
 今年は冬の気温が低く、燃油の高騰もあり栽培条件が厳しい年でした。しかし、県内でも有数のナス産地として栽培技術も高い生産者が揃う同部会では例年並みの品質で出荷しています。
 同支部の山崎剛久支部長は「4月から6月にかけて繁忙期を迎えるため、出荷規格をしっかり揃えていきたい。また、愛知県産が良いと言われるようこれからも部会員全員で頑張りたい」と意気込みました。
 促成ナスは果肉が柔らかいのが特徴で、ビニールハウス内で温度調節しながら栽培するため、冬に出荷が可能。同JA促成ナス部会に所属する39人の生産者が長野県や地元市場などに向けて7月上旬まで出荷します。「とげなし美茄子」は同部会を含む西三河促成なす部会が独自にブランド化している「とげなし輝楽」を多産地との差別化を図ってつけたブランド名。

写真=出荷規格を確認する生産者ら(8日、同JA本店集荷場)