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イチゴプロジェクト始動/新規就農者増加を目指して/JAあいち三河

2018/04/27

 JAあいち三河は管内で栽培が盛んなイチゴの新規就農者を増やすため、4月20日、同JA本店経済センターで「JAあいち三河『いちご』産地活性化プロジェクトチーム」を立ち上げました。生産者や岡崎市、幸田町、西三河農業改良普及課、JAなど26人が参加し、年間の活動計画などを確認しました。
 同JAは、地域農業の将来像「地域農業ビジョン」を策定し、自己改革の一環である「地域農業の持続的な発展」を目指しています。今年度よりイチゴ新規就農者向けの研修施設を新設し、後継者や新規就農者の増加を促進させる考えです。6月より新規就農希望者の募集を始め、11月より農家のもとで短期実習を実施。その後2019年から1年間、JAや普及課が指導にあたり基礎研修を行います。空ハウスや土地の相談も受け、2020年からは農家研修と題した就農研修に加えて、自己苗育や就農準備研修の期間を経て、新規就農者となる予定です。
 同チームの会長となった同JA岡崎市いちご部会の山崎康孝部会長は「農家だけでは何もできなかったが、多くの手助けでビジョンが見えてきた。農家人数の拡大に向け、頑張りたい」と話しました。

写真=内容を確認する山崎会長(右から2人目)