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融資活用で農家所得の向上目指す/金融と営農が同行訪問/JAあいち三河
2018/04/20
JAあいち三河は自己改革として、農家所得の向上を目指す取り組みを掲げており、その一環として、融資事業に力を入れています。昨年度は農業融資に関する研修会、農業施設の視察研修を行いました。今年度より新たに管内農家のもとを年に2回、金融担当者と営農担当者が出向きます。JAならではの総合事業の強みを生かし、新たなサポートやスムーズな連携による課題解決を目指す考えです。融資部と営農企画部が協力して行う第3段階の取り組みで、4月より各支店の金融担当者と営農担当者が訪問を行っています。
4月16日、同JA岩津支店の伊藤義弘ブロック統括支店長と東部営農センターでブドウを担当している三浦達也さん(30)が岡崎市駒立町のブドウ農家で構成される岡崎駒立ぶどう狩り組合の中根伸宏組合長のもとを訪問。農業融資を含めた金融商品に関する説明などを行いました。
同組合の中根組合長は「今までは営農担当者が来ることはあったが、金融担当者が来てくれることで、融資などに関する相談もしやすくなる。多くの情報を教えてもらうことで、良い商品があったらぜひ利用したい」と話しました。
訪問した伊藤ブロック統括支店長は「農業者に対する経営上効果的な支援の提案を積極的にできるよう、今後も定期的な訪問活動を実施し、頼られる農協でありたい」と話しました。
同JAでは金融担当者と営農担当者を対象に、2月に農業融資に関する研修会、3月に農業施設の視察研修を行いました。昨年度より農業融資の担当者を設置し、農業融資体制を整備したことで、昨年度は農業融資の実績が2倍以上の成果を出しました。今年度も引き続き農業融資を含めた融資の活用により、農家所得の向上を目指します。
写真=中根組合長㊨のもとを訪問した伊藤ブロック統括支店長㊧と三浦さん