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今年2度目の表彰／還付金詐欺未然に防ぐ／ＪＡあいち三河井内支店

2021/12/20

　ＪＡあいち三河井内支店は１２月１７日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして同ＪＡ管内の岡崎警察署から感謝状を受け取りました。同支店では６月にも感謝状を受け取っており、今年度２度目の表彰。
　１１月２６日午後５時ごろ、「市役所の職員を名乗る人物から『介護保険料の還付金が貰える』と電話があった。支店で待ち合わせをしているが、農協の職員が対応してくれるのだろうか」と顧客がインターホンを鳴らしました。顔見知りであった近藤恵亮副支店長が、詳しく話を聞くと「電話番号が東京都からの発信である」、「還付金の金額が曖昧」など不審な点に気付きます。その後、警察へと通報し未然に詐欺を防止しました。
　同警察署の後藤安彦署長は「詐欺を防止できたことは、職員への教育が行き届いている証拠。金融機関の模範であり、市民が安全に利用できる支店作りに感謝している」と話しました。小林和寿支店長は「“大口の出金時は理由を聞く”や“少しでも怪しいと思ったら声をかける”など全支店で徹底されていることが詐欺防止に繋がる。今後も、支店内での情報共有に努めたい」と話しました。
　同ＪＡでは同警察署と連携した活動に積極的に取り組み、今年は来店客に向けた詐欺被害啓発運動や全支店合同での防犯訓練などを実施。“地域に密着したＪＡ”を目指し、組合員や地域住民に寄り添います。

写真＝後藤署長㊨から感謝状を受け取る小林支店長㊥と近藤副支店長㊧（１７日、岡崎警察署）